こんにちは。Takoです。
インターナショナルプリスクールって、ご存じですか?
英語で1日過ごす保育園や幼稚園の事です。
保育園や幼稚園に通いながら英語が自然と身に付く、こういったインターナショナルプリスクールが今、大人気なんです!
そして、2019年10月からの幼児教育・保育無償化でさらに人気になることが予想されています。
一言でインターナショナルプリスクールといっても、様々な種類があります。
オールイングリッシュなのか、日本語と英語両方を使っているのかなど、園のホームページやネットからも情報は得ることができますが、やはり実際に見に行ってみないと本当の環境がわかりません。もし、インターナショナルプリスクールに興味があるのならば、必ず見学に行きましょう。
見学に行くときに、特に注意してみるべきポイントをご紹介します!
まずは見学の予約!
実際に見てみるのが一番です。
気になるスクールに見学の予約をしましょう。スクールの見学はどの園も大歓迎ですので、思い切って連絡してみて下さいね。
私達も見学者の方が来ると、とっても嬉しいです。
ただし園の行事がある日は見学できない場合があるので、3日程都合の良い日を決めておくといいと思います。
プリスクールの見学で確認する事
園庭、校舎、教室
まずは園がきれいか確認しましょう。
掃除が行き届いていれば、十分なスタッフがいる証拠になります。
園庭が草だらけだったり、玄関や廊下、教室内がほこりやクモの巣があれば、スタッフ不足で掃除ができないのかもしれません。
とても良い判断材料になりますので、下記と合わせて必ずチェックしましょう。
- 園庭…広さ、遊具の種類、安全性
- 校舎…セキュリティー、トイレ、洗面所
- 教室…広さ、おもちゃ、絵本、安全性
園長先生がネイティブ並みに英語を話せるか?
園長先生は英語を話せますか?
もし、少ししか英語が話せなければ、外国人スタッフと円滑なコミュニケーションが取れないばかりか、子ども達の英語にとっても良い影響を与えません。
また外国人保護者からの英語による問い合わせにも十分に答える事ができずに、お互い意思疎通が難しくなってしまいます。
時々、「私は経営側なので、英語はあまり…。」とおっしゃる園長先生もいますが、そんな言い訳をしているようでは、経営者としても失格です。
インターナショナル・プリスクールの園長先生であるならば、日本人スタッフの中で一番の英語力を持ち合わせている必要があります。見学に行った際は、必ず園長先生の英語力をチェックしましょう!
全スタッフが英語を話せるか?
園の中に入ってしまえば、そこはもうオールイングリッシュの世界です。
オールイングリッシュや英語イマージョン教育と掲げている園であればなおさらの事、全スタッフが英語を話せないとダメです。
事務員の方やバスのスタッフなどが英語が話せないのでは、オールイングリッシュとは言えません。子どもと直接触れ合うスタッフは英語が話せる人を採用してほしいものです。
なぜなら、もし英語の話せないスタッフがいたら、子ども達は必ず日本語を使うからです。限られた学校生活の中で、日本語を使ってしまったら、インターナショナル・プリスクールに通わせる意味がありません。
園にはよってはバスの運転手さんやお掃除スタッフの方は、全く英語が話せないかもしれません。これは仕方がないので、多めに見ましょう。
見学に行った際は、英語が話せないスタッフがどのくらいいるのかどうが確認してみるといいと思います。
外国人スタッフの出身国は?
英語を母国語とする外国人教師が望ましいと思います。発音、アクセント、イントネーションはネイティブの先生にはかないません。
時々、英語は第二か国語である先生で訛りのある方がいます。あきらかにアクセントやイントネーションが違う場合は要注意です。
できれば、全クラスの授業を見学しましょう。園によっては特定のクラス(その園の中で一番優秀なクラス)の授業しか見学させてくれない所もあります。
必ず全クラスの見学を申し出ましょう。
日本人スタッフは保育士等の資格があるか?
日本にあるスクールですから必ず日本人スタッフがいます。
その先生達が保育士や幼稚園教諭等の資格を持っているでしょうか?(園の種類や規模によっては必ず決まった数の保育士資格保持者が必要です)
外国人スタッフはこれらの資格を持っておらず、保育のプロではありません。日本人スタッフの保育のプロとしての知識や経験は大変役に立ちます。
生徒さんは日本人が多いか?
日本人ばかりの環境ですと、どうしても子ども達同士で日本語を使ってしまいます。
一方、同じクラスに英語を話すご家庭のお子さんが多いと、自然と英語で会話する機会が増えて、英語がどんどんレベルアップします。
できたら、クラスにそういったお子さんが多いといいですね。
英語の教材があるか?
きちんとした英語の教材とカリキュラムがあるのか確認して下さい。
教育のプロとしての経験があるネイティブの方もまれにいますが、ほとんどの場合、日本に来て初めて英語を教えるという人達です。良い教材がなければ、教えられません。
段階をふんで、年長まで確実にレベルアップできる教材が必要です。
そのスクールで本当によいのか?
見学は何度行っても大丈夫です。納得いくまで見学し、質問しましょう。
どんどん話していけば園長先生の人柄や園の英語教育に対する取り組みがわかるはずです。
なかには1時間くらい見学して、すぐに入学を決めてしまう両親の方もいます。大事なお子さんが通う園です。慎重に選んでほしいです。
一番重要な事は、実際に見学に行き、園長先生と話す事です。自然とその園の様子がわかります。
お子さんに合った園をさがすのは大変な事だと思います。
ましてやインターナショナル・プリスクールの学費は高額です。入園してから後悔しないように十分に検討される事をお勧めします。
インターナショナル・プリスクールを探す上で、皆さんの参考になれば幸いです。


